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知識を身につける [練習]

音楽の知識はもちろん、様々な知識が役に立ちます。
楽器を演奏することによって別分野の知識に結びつけることができます。
音楽をするということは総合的な知識を用いるということなのです。



例えば、音は振動という物理現象です。
物理学からみてみると音に関することのほとんどを理解することができます。
障害物があれば音は聴こえにくくなり、壁があればはねかえる、などのこともです。

どういう音ならイメージどおりに聴いている人たちに伝わるでしょうか?
そういう音はどうやって出せばいいでしょうか?



演奏解釈には作曲者やその曲の背景を知ることも大切です。
歴史、地理、社会の分野からみるといいでしょう。
いつ、どこの国で、どういうきっかけで作曲されたのか?
作曲者が何を感じ何を考えてできた曲なのか?
などを考えることは音楽を考える上でとても役に立ちます。

曲によっては元になった物語などがあったりもします。
よく文学などが関係してきます。
シェークスピアをはじめ多くの文学作品が吹奏楽曲の題材に取り上げられています。
題材となった作品を読んでみるのもいいでしょう。



楽譜はいってみれば数学的な記号でできているといえます。
それぞれの符号に意味が定義付けられていてそこに表されているのは絶対です。
音の長さ、高さ、など明確に書かれていますね。
楽譜の指示通り演奏できていますか?

反対に楽譜に指示されていないこと、などは自分で考えなくてはなりません。



その他哲学なども音楽を考える上で役に立ちます。
昔の哲学者は哲学書の一部に音楽のページを設けたりしています。
ピタゴラス音律など哲学者の名前がついたチューニング法もあります。


学問名が多くでてきましたがどれも専門的にやらなくても大丈夫です。
中学校程度の学力があればあとは徐々に必要なことだけ調べることもできます。
しかし常日頃から教養を養っておけばきっと役に立つことでしょう。
特に本や映画、美術などは心に豊かな表情を生み出します。
おいしいものを食べることも同様に"刺激"となります。
それは音楽の表現力と直接結びつきます。
つまり音楽の素養となるのです。
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うまい人の法則 [練習]

吹奏楽をやってる人は誰でももっとうまくなりたい!と思っていると思います。
突然ですがうまい人にはある法則があります。

うまい人の法則
うまい人はうまくない人に比べより「いい音を聴いた時間」がながい
そして「音を出した時間」がながい

これはうまい人に共通する特徴です。
つまりこの法則に従えばうまくなれる!(はず?)


少し解説しましょう。

「いい音を聴いた時間」
いい音を聴くとそれだけで自分の演奏に影響します。
それはその音をおぼえていなくても脳みその奥底に確実に刻まれているからです。
赤ちゃんだったころお母さんのおなかの中で聴いた音が成長してから影響するって話聞いたことありませんか?
モーツァルトを聴かせるといいとか。
人の記憶ははっきり思い出せなくても身にはなっているのです。
それは生まれてからも同じでいい音をたくさん聴くとそれだけいい音に対する才能が伸びているといえます。
よく「いい音をイメージして吹きなさい」と言われませんでしたか?
いい音をイメージするにはいい音を知らなくてはなりません。
イメージとは経験のなせる業です。

「音を出した時間」
注目してもらいたいのは「いい音を」ではないところです。
誰にでも初心者の時代はあります。
最初からいい音がでる人はまずいません。
問題はいい音がでるようになるまでどのくらいかかるか?です。
才能のある人は短く、それほどない人はある程度長い時間がかかるでしょう。
どちらにしろ到達するまでにはたくさんの音を出さなくてはいけません。
音を出せば出すだけ体は適応し慣れてきます。
音を出していることが自然な状態になればさらに上を目指すことができるでしょう。


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